課題名 | カンキツ生産阻害要因の解明と防止対策(189) |
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課題番号 | 1999001583 |
研究機関名 |
果樹試験場(果樹試) |
研究分担 |
カンキツ(上席2) |
研究期間 | 継H10~H12 |
年度 | 1999 |
摘要 | カンキツ園及びその防風樹で発生する捕食性ダニ2種(ニセラーゴカブリダニ、ケボソナガヒシダニ)にミカンサビダニを与えた場合の生存率、発育について検討した。ミカンサビダニのみ餌として与えた場合、ニセラーゴカブリダニは幼虫期にすべて死亡した。これに対してケボソナガヒシダニは約60%が成虫に発育した。ケボソナガヒシダニにミカンサビダニを餌として与えた場合(25C:16L)、卵、幼虫、若虫期間はそれぞれ、4.9、2.4、4.2 日であった。以上から、ケボソナガヒシダニがミカンサビダニの捕食性天敵として機能している可能性が示唆された。 |
カテゴリ | 病害虫 害虫 ひし 防除 予察技術 その他のかんきつ |