課題名 | アフリカ大陸における主要害虫の発生実態の解明と生物的防除法の開発(77) |
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課題番号 | 1999004430 |
研究機関名 |
国際農林水産業研究センター(国研センタ) |
研究分担 |
生産利用(主研) |
研究期間 | 継H09~H12 |
年度 | 1999 |
摘要 | 集合状態で累代飼育しているサバクワタリバッタを用い、1卵塊から得られた孵化直後の幼虫に人工飼料を含む種々の餌を与えて、生存率と発育日数・交尾行動・産卵の有無・孵化率を調べた。その結果、フスマだけでは成長できず、人工飼料や生餌のみ、またこれらの混合で羽化まで有意差なく成長できることが明らかになった。一方、羽化個体を得たすべての区で交尾行動が観察されたものの、人工飼料を用いた区では通常の群生相で見られる体色の変化が起こらず、産卵数・孵化率とも非常に低かった。人工飼料に改良の余地があるとともに、産卵及び孵化に対してこれまで以上に温度が大きな影響を与えることが示唆された。 |
カテゴリ | 病害虫 害虫 生物的防除 防除 わた |