課題名 | 栄養繁殖性熱帯作物遺伝資源の特性評価と長期保存法の確立(145) |
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課題番号 | 1999004494 |
研究機関名 |
国際農林水産業研究センター(国研センタ) |
研究分担 |
沖縄・国際共同 |
研究期間 | 継H04~H11 |
年度 | 1999 |
摘要 | 10年度は、サツマイモの遺伝変異をRAPD分析し系統識別を試みた。4ヶ国産栽培品種25系統と4近縁野生種の葉のDNAを供試すると、6種類のプライマーで合計46個のRAPDを検出でき、プライマー6だけでも全系統を区別できた。クラスター分析と主成分分析の結果から、日本産品種の変異は狭く、フィリピン産とパプアニューギニア産品種の変異が最も広かった。野生種と栽培品種間の遺伝的距離を比較すると、I. trifida(K177)が最も栽培品種に近かった。しかし、極端に栽培品種に近いK233は、I.littoralisではなくI. trifidaに含まれるか雑種起源と考えられる。 |
カテゴリ | 遺伝資源 管理技術 繁殖性改善 品種 |