課題名 | 作物の環境ストレスによる生理障害発生機作と耐性機構の解明(156) |
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課題番号 | 1999004504 |
研究機関名 |
国際農林水産業研究センター(国研センタ) |
研究分担 |
沖縄・作物栽培研 |
研究期間 | 継H09~H13 |
年度 | 1999 |
摘要 | 高温期における結球の程度が異なるキャベツ3品種について、高温下での結球のしやすさと葉片の細胞膜における温度耐性との関係について調べた結果、良結球性の順と葉片の細胞膜温度耐性の順が同様であったことから、キャベツの高温環境下での不良結球性と、細胞膜の温度耐性との間の関連性が高いことが示唆された。また、シカクマメ、リョクトウ、ケツルアズキ、及びインゲンマメについて同様に葉片の細胞膜の温度耐性を比較した結果、作物間の細胞膜の温度耐性はシカクマメが最も高く、ケツルアズキとリョクトウの比較、及び耐暑性の異なる2品種インゲンマメの比較の結果得られた耐暑性評価が、一般に知られる収量の耐暑性と逆の結果となった。 |
カテゴリ | いんげんまめ キャベツ 生理障害 耐暑性 品種 |