課題名 |
サヤインゲン品種「ハイブシ」が示す耐暑性の市販品種への導入 |
課題番号 |
1999004533 |
研究機関名 |
国際農林水産業研究センター(国研センタ)
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研究分担 |
沖縄・作物栽培研
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研究期間 |
新H10~H13 |
年度 |
1999 |
摘要 |
沖縄では夏季の野菜栽培は高温のため極めて困難である。このため夏場の野菜消費は、高価格で鮮度の低下した本土からの移入野菜に頼らざるを得ない。国際農研沖縄支所はこの困難を克服し、沖縄での夏野菜の供給を目的として夏季に栽培可能なサヤインゲンの開発を目指して熱帯地域からインゲンマメ遺伝資源の収集・導入に取り組んできた。その結果、耐暑性に優れた系統「石垣1号」と「石垣2号」を選抜するのに成功した。石垣1号は「ハイブシ」として平成10年7月17日に品種登録された。本課題では、これら品種・系統が示す耐暑性を他の品種に導入する。10年度は、「ケンタッキーワンダー」、「黒種衣笠」、「サーベル」、「ライトグリーン」、「沖縄在来(平莢インゲン)」等の品種とハイブシ、石垣2号との間でF1、F2集団、戻交配世代などを作出した。
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カテゴリ |
育種
遺伝資源
いんげんまめ
さやいんげん
耐暑性
品種
野菜栽培
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