課題名 | シバ型草地における放牧強度と植生維持(24) |
---|---|
課題番号 | 1999001161 |
研究機関名 |
草地試験場(草地試) |
研究分担 |
生態・草生シス研 |
研究期間 | 継H10~H13 |
年度 | 1999 |
摘要 | シバ型草地において、植生を安定維持する放牧強度、特に強放牧条件下での植生崩壊の可能性、あるいは崩壊過程での植生変化を明らかにするために、3段階の放牧強度を設定した4年目の結果である。10年の放牧強度は、強区、中区、弱区で、それぞれ360、720、190頭・日(体重500kg/頭換算)であった。シバの地上部生産量は9年と同様に、強区で最も高く(乾物310g/m2)、中区(190)、弱区(200)の順であった。強い被食の影響は地下部に現れると考えられるが、処理区の間に相違は認められず、植生も各区ともに、シバ、ワラビ、ハルガヤが上位を占めている。以上のことから、現在のところ強い放牧の影響は認められていない。 |
カテゴリ | わらび |