課題名 |
ソルガムの出穂特性解明とその栽培技術への応用(91) |
課題番号 |
1999001235 |
研究機関名 |
草地試験場(草地試)
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研究分担 |
生産利用・栽培生理研
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研究期間 |
継H09~H13 |
年度 |
1999 |
摘要 |
ソルガムの出穂特性を明らかにするため、輸入F1品種及び国内育成F1品種並びにこれらの親系統の合計10品種・系統を供試し、夜温処理4水準、日長処理2水準により出穂に関連する諸形質の反応を調査した。反応夜温の下限値は品種・系統により異なり、夜温感応性が強い品種・系統は日長感応性も強くて夜温・日長効果には交互作用があること、極端な低夜温は主稈葉数を増加させ、極端な高夜温は生育を抑制することが明らかとなった。また、低温で幼穂形成が促進される系統932233を用い、各部位を低温処理してタンパク質分析を行った結果、生長点と地下部は温度感応部位ではないか、またはこの系統は特定部位でもって温度感応していないことが明らかとなった。さらに、葉身の可溶性画分のバンドパターンに変化が認められ、低温により葉身は何らかの影響を受けていることが明らかとなった。
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カテゴリ |
管理技術
軽労化
栽培技術
飼料作物
ソルガム
多収栽培技術
低コスト
品種
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