強害帰化雑草の天敵昆虫相の解明とその利用(114)

課題名 強害帰化雑草の天敵昆虫相の解明とその利用(114)
課題番号 1999001263
研究機関名 草地試験場(草地試)
研究分担 環境・害虫制御研(上席)
研究期間 完H08~H10
年度 1999
摘要 草地の強害帰化雑草であるイチビを食べる昆虫相を明らかにするとともに、これらの昆虫の食害がイチビの生長や種子生産に及ぼす影響を実験的に評価した。イチビの昆虫群集は比較的少数の種(21種)からなり、鱗翅目が最も多く(40%)、次いで同翅目が多かった。葉を加害する種が多く(74%)、実を加害する種は4種で、茎を加害する種は2種しかいなかった。これらの内半数が咀嚼タイプ、半数が吸汁タイプであった。ワタノメイガとワタアカキリバの二種の鱗翅目幼虫の食害が最も顕著であった。この二種による食害によりイチビの葉面積や葉重は有意に減少したが、イチビの生長や種子生産を減少させることはなかった。
カテゴリ 病害虫 害虫 かき 管理技術 雑草 飼料作物 わた

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