課題名 | 湿性飼料作物の利用による畜舎排水の浄化技術の確立(162) |
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課題番号 | 1999001328 |
研究機関名 |
草地試験場(草地試) |
研究分担 |
草地基盤・飼料基盤研 |
研究期間 | 継H09~H11 |
年度 | 1999 |
摘要 | 土を詰めたプラスチックコンテナに、青刈りヒエ及びリードカナリーグラス、トールフェスクを2水準の栽植密度で栽培し、対照区として、何も栽植しない区を設け、ミルキングパーラーからの雑排水を模した水溶液を3ヶ月に渡り潅水し浄化能力を調査した。水溶液中の平均NO3-N濃度は0.85ppm、平均NH4-N濃度は1.22ppmであった。水及びNO3-N、NH4-N、全リン、全カリウムの浸出量を調査した結果、いずれの草種においても9割以上の除去率を示したが、水及びNO3-Nの除去率は、対照区で低かった。栽植密度の効果は、成分や草種により異なったが、両密度区の差は非常に小さかった。以上の結果より、牧草を土耕栽培しこれに雑排水を潅水した場合、良好な浄化能力が期待されると考えられた。 |
カテゴリ | 管理技術 くこ 飼料作物 ひえ |