課題名 | 平均体温を指標とした放牧牛の熱収支の測定手法の開発(164) |
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課題番号 | 1999001331 |
研究機関名 |
草地試験場(草地試) |
研究分担 |
放牧利用・放牧飼養研 |
研究期間 | 完H07~H10 |
年度 | 1999 |
摘要 | 平均体温は、膣温と4点の皮膚表面温の重み付き平均より求める。この手法の放牧牛への適用について検討し、皮膚表面温について、3mmの断熱パッドを使用するのが良いことがわかった。平均体温は、心拍数、呼吸数、熱産生量などの他の生理指標とは異なり、反応に時間を要した。赤外線照射に対する皮膚表面温の反応の個体差は、動物個体の耐暑性の個体差を表している可能性が考えられた。放牧地における牛の熱産生量と平均体温の測定から、放牧牛が蓄熱状態にあるか、放熱状態にあるか、平衡状態にあるかがわかり、放牧牛の熱収支の測定法として有効であることが明らかとなった。 |
カテゴリ | 管理技術 耐暑性 放牧技術 |