課題名 | 妊娠末期牛における胎子血液の連続採取技術の検討(178) |
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課題番号 | 1999001341 |
研究機関名 |
草地試験場(草地試) |
研究分担 |
放牧利用・繁殖技術研 |
研究期間 | 完H09~H10 |
年度 | 1999 |
摘要 | 妊娠末期牛7頭を用い、外科的に羊漿膜上の臍帯動・静脈にカテーテルを装着し、分娩までカテーテルを介して胎子血液の採取を試みた。本試験の手術方法により胎子由来の血管にカテーテルを装着しても、正常に分娩させることが可能であった。また、胎子血中のコルチゾール濃度が全身麻酔で行った馬胎子カテーテル手術時の報告よりも速やかに低下していることから、今回の手術では供試牛へのストレスが軽減されたものと考えられた。予後も良好で分娩後の母牛の繁殖機能への悪影響も認められなかった。しかし、途中でカテーテルが閉塞あるいは断裂したため、長期採血には至らず、カテーテルの材質などについて、今後さらに検討を行う必要がある。 |
カテゴリ | 馬 管理技術 繁殖性改善 羊 |