課題名 | 傾斜草地の裸地・崩壊地発生要因の解明と修復技術の開発(187) |
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課題番号 | 1999001355 |
研究機関名 |
草地試験場(草地試) |
研究分担 |
山地・草地土壌研 |
研究期間 | 継H09~H11 |
年度 | 1999 |
摘要 | 中山間地の傾斜放牧草地における、地形や牛道に起因する裸地や崩壊地の発生要因について、裸地分布の調査と冬季の凍結深および夏季の土壌水分量の測定を行うとともに牧草の播種による崩壊地の修復試験を行った。その結果、斜面下部では土壌の凍結が深く、土中の水分が集積する形で凍上し、土層の安定度の低下が生じる。また斜面下部では水分ポテンシャルが高く、地中水流出の活発なところがあり裸地崩壊の発生に寄与することが推定された。柵で囲った修復試験では、播種1年目でペレニアルライグラスの定着がよく、2年目ではケンタッキーブルーグラスの被覆が増すことが認められた。 |
カテゴリ | 管理技術 傾斜地 さやいんげん 中山間地域 播種 |