課題名 | 傾斜放牧草地における過剰養分資源の動態と制御に関する基礎研究-地形と植生・生産量の関係- |
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課題番号 | 1999001360 |
研究機関名 |
草地試験場(草地試) |
研究分担 |
山地・家畜飼養研作業技術研山地草地研草地土壌研 |
研究期間 | 新H10~H11 |
年度 | 1999 |
摘要 | 傾斜放牧草地において、牛・草・土・施肥作業の総合により形成されてきた養分資源の偏在を、環境保全的に利用し、草地を適正に維持することを目的とする。10年度は、試験地での植生の分布と植物生産量を調査し、地形との関係の解析を行った。植生は、ケンタッキーブルーグラス(KB)45.3%、オーチャードグラス(OG)22.9%の被度で、KBは牧区全体に分布し、OGを含めた長草型牧草は尾根部と谷部に多かった。生産量は、春先KB>OGであったが、7月以降はOGがKBよりも倍近く大きかった。また、地形別では、谷部で最も生産量が多く、次いで尾根部、中腹部の順で、中腹部の全生産量は谷部の半分程度であった。 |
カテゴリ | 管理技術 傾斜地 さやいんげん 施肥 |