課題名 | 多様な飼料基盤活用による土地利用型酪農経営モデルの開発(205) |
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課題番号 | 1999001375 |
研究機関名 |
草地試験場(草地試) |
研究分担 |
草地基盤・体系評価研 |
研究期間 | 継H10~H12 |
年度 | 1999 |
摘要 | 飼料自給率低下の要因は、野草や農業副産物・残渣等地域に賦存する飼料資源利用の減少、家畜一頭当たりの飼料作物作付け面積の減少、給与技術向上に伴う安定大量同質な粗飼料への傾斜による購入粗飼料比率の向上等である。栃木県中山間地域の酪農家へのアンケート調査でも、地域飼料資源の利用は、多頭化で利用する時間がない、利用が面倒、給与技術の変化で利用しにくいことを多くの酪農家が指摘し、利用は極端に減少している。しかし、現在でも稲藁や畦畔野草、圃場の副産物を利用している農家もあり、特に稲藁は90%近い農家で利用されている。このことから、比較的均質で一定量を確保できる資源利用率は高く、こうした方向への地域資源の利用技術開発如何では、その利用の可能性も大きいと推察される。 |
カテゴリ | くこ 経営モデル 傾斜地 飼料作物 中山間地域 乳牛 |