ICP-QMS/安定同位体を利用した施肥ホウ素の動態解明(105)

課題名 ICP-QMS/安定同位体を利用した施肥ホウ素の動態解明(105)
課題番号 1999000810
研究機関名 農業環境技術研究所(農環研)
研究分担 資材動態・微量要素研
研究期間 完H06~H10
年度 1999
摘要 シロイヌナズナ(Arabidopsis thaliana)を1か月間水耕栽培し、その後2日間、30μMの10Bトレーサーを与え、部位別のホウ素同位体比をICP-QMSで測定した結果、変異株(borl-1)は野生株(Columbia)よりもBの吸収量が低く、移行性も低いことがわかった。圃場(面積17.5平米)に10Bを8g施用し、カンショを栽培したところ、カンショ各部位のホウ素同位体比は自然界値と有意に異なり、10Bの吸収を特定できた。IRA-743樹脂でホウ素を精製して同位体比を測定すると、標準試料(SRM951)において3桁の確度と0.28%(RSD、n=10)の精度が得られた。環境試料のホウ素同位体比(11B/10B)は、海水(2点)が4.17~4.22、温泉水(3点)が4.02~4.17、河川及び地下水(11点)が4.02~4.16、土壌(5点)が4.03~4.16の範囲にあった。以上、ICP-QMSでもホウ素の自然存在比のおおまかな解析ができること、室内水耕試験において10Bトレーサー試験が可能であることがわかった。
カテゴリ 肥料 病害虫 かんしょ 水耕栽培 施肥 農薬

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