課題名 | 耕作放棄地の植生動態と生物相保全機能の変動(200) |
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課題番号 | 1999000911 |
研究機関名 |
農業環境技術研究所(農環研) |
研究分担 |
環境生物・保全植生研 |
研究期間 | 継H09~H11 |
年度 | 1999 |
摘要 | 耕作放棄水田の環境特性及び種維持機能をミクロスケールで把握することを目的として、絶滅危惧種タコノアシの分布する茨城県つくば市の休耕田において植生及び環境条件に関する調査を行った。調査地内の植生は、湛水状態や水位変動等の水環境及び光環境の違いによって、ガマ・イ・セリ等を中心とするタイプとセイタカアワダチソウを中心とするタイプに区分された。さらに下位区分によって、それぞれのタイプでタコノアシの出現する植分とほとんど出現しない植分に区分された。タコノアシが出現する植分はいずれも群落高・植被率・リター堆積量が小さく、相対光量子密度が大きいことから、個体密度が疎で明るい群落内環境が形成されていることがわかった。 |
カテゴリ | 管理技術 水田 せり 評価法 |