課題名 | 牛、鹿、羊における悪性カタル熱ウイルスの感染様式の解明(34) |
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課題番号 | 1999003911 |
研究機関名 |
家畜衛生試験場(家衛試) |
研究分担 |
総合診断北海道・環境衛生研臨床微物研 |
研究期間 | 完H09~H10 |
年度 | 1999 |
摘要 | 羊から鹿への悪性カタル熱(MCF)の伝達に成功したが、牛への伝達は成功しなかった。羊群においてMCFウイルスの動態を調べたところ、生後直後の子羊からはウイルス遺伝子が検出されなかったが、早い個体では1ヶ月遅くとも5ヶ月頃までには検出された。移行抗体消失後の抗体陽転時期と遺伝子の検出時期とには相関が認められなかった。ウイルス遺伝子の発現は、末梢リンパ球において安定しているが、ウイルスが放出されると考えられる目、鼻粘膜での発現は不安定であった。また、母羊の乳汁中からの遺伝子の検出頻度は低かった。 |
カテゴリ | 害虫 羊 |