Haemophilus paragallinarum赤血球凝集素遺伝子の単離(116)

課題名 Haemophilus paragallinarum赤血球凝集素遺伝子の単離(116)
課題番号 1999004005
研究機関名 家畜衛生試験場(家衛試)
研究分担 細菌寄生虫・病原機能研(マレーシア国アセアン家禽病研究訓練センター)
研究期間 止H09~H11
年度 1999
摘要 鶏の伝染性コリーザの原因菌であるH.paragallinarum(Hpg)は、赤血球凝集素(HA)を発現し、赤血球凝集阻止試験(HI)によりA、 B、 及びCの3つの血清型に型別されている。本病のワクチンによる感染防御には、HI抗体の上昇が特に重要と考えられているが、HA物質に関する遺伝学的な解析は少ない。そこで、組換えワクチン開発のための基礎的知見を得ることを目的として、HpgC型菌のゲノムライブラリーをファージベクターを用いて作成し、HA遺伝子の単離を試みたが、HI活性のあるモノクローナル抗体を用いたスクリーニングでは、抗体と反応するクローンは得られなかった。一方、免疫電顕では、菌体表面に細い縮れたフィラメント様突起物が標識観察された。すなわち、HA物質は、菌体外膜蛋白のような分子ではなく、巨大分子であることが判明した。そこで、コスミドライブラリーを作製し、約400個のクローンのスクリーニングを行ったが、強く反応するクローンは得られなかった。一方、破砕した菌液の遠心沈渣に対して、種々の界面活性剤存在下で加温したところ、強い界面活性剤あるいは煮沸だけでも抗原性を失ったことから、これまでの方法では、菌体から十分量のHAを分離することは困難と判明した。
カテゴリ 病害虫 鶏 防除

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