課題名 | 胚の生存性と子宮環境制御要因の解明(38) |
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課題番号 | 1999001000 |
研究機関名 |
畜産試験場(畜試) |
研究分担 |
繁殖・内分泌研 |
研究期間 | 完H07~H09 |
年度 | 1999 |
摘要 | 妊娠に伴うウシ子宮内膜組織の改変機構およびその再構築に主導的役割を果たすマトリックスメタロプロテナーゼ(MMPs)の産生について検索した。妊娠子宮ではMMP-2およびMMP-9の産生が低下した。特に、MMP-9産生の減少が著しかった。また、ウシ子宮内膜から確立した継代可能な子宮上皮細胞と受精胚の相互作用を検討した。上皮細胞のMMP-2およびMMP-9の産生能はTNFαおよびTNFβにより増加した。MMPー2の産生はウシ型およびヒツジ型インターフェロン・タウにより減少した。それゆえ、着床時期におけるMMPsの産生量の低下は受精胚の産生するインターフェロン・タウを介していることが明らかとなった。 |
カテゴリ | 環境制御 繁殖性改善 羊 |