課題名 | 昆虫におけるトランスポゾンの探索と種内及び種間の変異の解明(9) |
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課題番号 | 1999003675 |
研究機関名 |
蚕糸・昆虫農業技術研究所(蚕糸昆虫研) |
研究分担 |
遺伝育種・遺伝工学研 |
研究期間 | 完H07~H10 |
年度 | 1999 |
摘要 | Bm1の挿入サイト周辺の構造変異をカイコとその祖先種と考えられるクワコ(B. mandarina)の間で比較・検討したところ、カイコ休眠ホルモン-フェロモン生合成活性化神経ペプチド(BomDh-PBAN)遺伝子の第3イントロンにおいて、日本産クワコとカイコ(半数体染色体数が28本のクワコを含む)で明白な違いが観察された。日本産クワコではBm1.1の5’端に一方の切断点を有し、もう一方はその上流のBm2内に有する欠失があり、カイコの断片にくらべて1.0kb短い1.1kbであった。また、カイコでもBm1.2の挿入の有無による多型が観察された。 |
カテゴリ | カイコ フェロモン |