| 課題名 | 昆虫媒介微生物の探索と特性評価(77) |
|---|---|
| 課題番号 | 1999003769 |
| 研究機関名 |
蚕糸・昆虫農業技術研究所(蚕糸昆虫研) |
| 研究分担 |
生体情報・共生媒介研(上席) |
| 研究期間 | 継H05~H11 |
| 年度 | 1999 |
| 摘要 | 9年度において氷核活性を有するエルビニア属細菌がクワの重要害虫であるクワノメイガの耐寒性を著しく低下させることが分かったので、さらに応用範囲を拡大するために、10年度は氷核活性遺伝子を導入したエンテロバクター・クロアカエを利用した害虫防除の可能性について検討した。クワノメイガに形質転換エンテロバクターを食下させると、虫体の過冷却点が無処理区では-12度であるのに対し、-3.3度にまで上昇し、氷核活性エルビニア属細菌を食下させたときよりも1.5度高かった。さらに、これらの昆虫を-5度に18時間低温接触させたところ、無処理区の昆虫はほとんど生存しているのに対し、処理区ではほぼ100%の昆虫が凍結死した。これらの結果から、氷核活性細菌を昆虫腸内に定着させる方法により、越冬害虫等の生物的防除の可能性が示された。 |
| カテゴリ | 病害虫 害虫 生物的防除 耐寒性 防除 |