課題名 | 桑遺伝資源の評価および育種素材化(125) |
---|---|
課題番号 | 1999003829 |
研究機関名 |
蚕糸・昆虫農業技術研究所(蚕糸昆虫研) |
研究分担 |
生産技術・桑育種研 |
研究期間 | 継H07~H12 |
年度 | 1999 |
摘要 | 桑遺伝資源特性調査の一環として、260品種を対象に晩秋蚕期の葉の硬化程度および春蚕・晩秋蚕期の収量特性を調査した。葉の硬化程度は、概してヤマグワ系統は硬化が早く、ログワ系統は遅く、カラヤマグワ系統はその中間型を示した。硬化の極めて遅い品種として、光沢銀竜と鶏冠桑が摘出された。春蚕期の株当たり収量は、条桑量、新梢量ともにカラヤマグワ系統>ヤマグワ系統>ログワ系統の順であり、晩秋蚕期もほぼ同様の傾向を示した。春蚕期の新梢量割合については系統間差異は認められなかったが、晩秋蚕期の葉量はヤマグワ系統が劣った。これはヤマグワ系統には硬化が早く、黄化・落葉する品種が多く、しかも葉量割合が低いことによると思われる。年間収量の多い品種としては、「あおばねずみ」、「しんけんもち」など3倍体の品種が上位にランクされた。 |
カテゴリ | 育種 遺伝資源 桑 栽培技術 新品種 鶏 品種 |