寒冷地農蚕資源の生産・利用技術の開発-天蚕繭糸を活用した特産品の開発-(170)

課題名 寒冷地農蚕資源の生産・利用技術の開発-天蚕繭糸を活用した特産品の開発-(170)
課題番号 1999003880
研究機関名 蚕糸・昆虫農業技術研究所(蚕糸昆虫研)
研究分担 生産技術・蚕育チーム
研究期間 継H10~H12
年度 1999
摘要 天蚕繭は繭層の約6割が副蚕糸(屑糸)となり、その殆どが利用されていない。天蚕繭の新需要を拡大することを目的に、この副蚕糸の利用向上を図り、新規絹製品を開発する。「きびそ」や「びす」を紡ぎやすくするため、精練後の綿化状繊維を約15cmに切断して6回のカ-デイングを行うことにより作業が容易になった。これらの紬糸は独特の光沢があり、また羊毛との混毛は、きびそ4:羊毛6の比で双方の特徴がでることが分かった。インテリア材料の製造では、2%NaOHで処理後、5分以上叩解することによってフィブリル化し、抄紙が可能になった。天蚕糸を混入した絹シートの製造では、繭の緑色を残すため酸精練を行うと、光線に暴露後も変退色が少なかった。
カテゴリ きび 効率的生産技術

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