セル成型苗の根の生理生態特性の解明(11)

課題名 セル成型苗の根の生理生態特性の解明(11)
課題番号 1999001693
研究機関名 野菜・茶業試験場(野菜茶試)
研究分担 生理生態・作型開発研
研究期間 完H07~H10
年度 1999
摘要 良質なセル成型苗の生産技術の確立を図るため、苗の生理生態特性の解明を行った。セル成型苗の発根力の評価法について検討し、苗の引き抜き抵抗を利用した発根力の簡易な評価法を開発した。同評価法を用いて、苗齢と発根力の関係を調べたところ、キャベツでは発根力の低下が少なく、レタス、ハクサイでは低下が著しかった。また、根の生育にとって、地上部の栽植密度や草型が大きく影響することを明らかにした。キャベツセル成型苗では、根域制限によって、地上部にデンプンが大量に蓄積し、定植による根域制限の解除で急速に消費されることを認め、定植後の生育にデンプンの蓄積が密接に関連する現象を見出した。この現象については、経常研究で糖代謝を中心にさらに詳細に検討する予定である。
カテゴリ キャベツ 栽培技術 はくさい 評価法 レタス

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