課題名 | トマトフザリウム病抵抗性品種における抵抗性の発現機構の解明(46) |
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課題番号 | 1999001732 |
研究機関名 |
野菜・茶業試験場(野菜茶試) |
研究分担 |
病害研(環境) |
研究期間 | 完H06~H10 |
年度 | 1999 |
摘要 | 萎ちょう病菌に対する抵抗性は、発芽時には抵抗性品種と罹病性品種で差異がなかった。萎ちょう病菌を根に接種した場合には、罹病性品種では菌が植物体内を移行し、頂芽まで達した。維管束褐変も菌の移行に従って進展した。しかし、抵抗性品種では菌の移行、維管束の褐変とも根や地際部までに限られた。胚軸部で切断し、病菌を接種した場合には、抵抗性品種でも病菌の移行、維管束の褐変とも緩やかに上位に進展したが、頂芽にまで達しなかった。罹病性品種では、病菌および維管束の褐変とも頂芽に達し、苗が腐敗した。本研究結果は、萎ちょう病抵抗性の簡易検定のための基礎知見として活用される。 |
カテゴリ | 病害虫 抵抗性 抵抗性品種 トマト 病害虫防除 品種 |