課題名 | キュウリの土壌病害に対する誘導抵抗性 |
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課題番号 | 1999001737 |
研究機関名 |
野菜・茶業試験場(野菜茶試) |
研究分担 |
病害研(環境) |
研究期間 | 単H10~H10 |
年度 | 1999 |
摘要 | 葉における誘導抵抗性については多数の報告があるが、胚軸や根については少ない。キュウリつる割病とPythium ultimumによる苗立枯病対する誘導抵抗性の効果を試験した。子葉にウリ類炭そ病菌を接種して4日以降に、胚軸に接種したPythium ultimumに対する抵抗性が認められた。子葉への炭そ病菌接種の7日後に、つる割病菌の分生子を断根浸漬接種した場合には、つる割病に対する抵抗性が認められなかった。しかし、根に傷を付けずに分生子を潅注接種した場合には褐変した維管束が少なくなり、誘導抵抗性の効果が認められた。本研究結果は、10年度日本植物病理学会関西部会で講演発表した。 |
カテゴリ | 病害虫 きゅうり 立枯病 抵抗性 病害虫防除 |