課題名 | シルバーリーフコナジラミの経済的被害評価に関する調査研究(63) |
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課題番号 | 1999001750 |
研究機関名 |
野菜・茶業試験場(野菜茶試) |
研究分担 |
環境・虫害研 |
研究期間 | 完H08~H10 |
年度 | 1999 |
摘要 | 今後の植物検疫措置の基礎となるリスクアセスメント(危険性の評価)法確立のため、侵入害虫であるシルバーリーフコナジラミの経済的被害を評価した。発生面積、薬剤防除回数、薬剤価格等から計算した薬剤防除経費は、1989年から1994年までの侵入後6年間の合計で52億円であった。作物別ではトマトで12億円、メロンで11億円と多かった。トマトの出荷率の低下等から計算したトマトの被害額は、侵入後6年間の合計で5.7億円、他の作物も合わせた被害額は8.5億円であった。我が国での被害額が少なかったのは、迅速な有効薬剤の開発と防除の徹底のためと考えられた。未侵入種の侵入時の被害の予測法の開発が今後の課題である。 |
カテゴリ | 病害虫 害虫 出荷調整 植物検疫 トマト 病害虫防除 評価法 防除 メロン 薬剤 予察技術 |