課題名 | 露地野菜畑に添加した大腸菌の動態 |
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課題番号 | 1999001772 |
研究機関名 |
野菜・茶業試験場(野菜茶試) |
研究分担 |
環境・土壌肥料研 |
研究期間 | 新H10~H11 |
年度 | 1999 |
摘要 | 病原性大腸菌の汚染が懸念される家畜排泄物の野菜畑への利用における安全性を確認するため、大腸菌O157の非病原性突然変異株と選択培地を用い、ライシメータ土壌に家畜ふん堆肥とともに菌を接種して生食用野菜を栽培し、土壌、作物体、地下浸透水における接種菌の挙動を検討する。10年度は秋冬作キャベツを対象とし、土壌中の大腸菌密度は接種直後の10^6 cfu/gから急減し、8週後では10^2cuf/gが検出されたが、接種直後に定植したキャベツの根面と地下浸透水からは検出されない結果を得た。11年度は春作レタスを対象に検討する。野菜畑での大腸菌O157の動態は未検討であり、土耕栽培される生食用野菜の安全性に関する新たな知見が得られる。 |
カテゴリ | 肥料 環境制御 キャベツ 栽培技術 春作 肥培管理 レタス |