施設生産における被覆資材構成可塑剤の残留量に関する調査研究

課題名 施設生産における被覆資材構成可塑剤の残留量に関する調査研究
課題番号 1999001781
研究機関名 野菜・茶業試験場(野菜茶試)
研究分担 施設生産・環境制御研資材利用研(上席)
研究期間 単H10~H10
年度 1999
摘要 施設生産で多量に使用されている塩化ビニル系被覆資材に可塑剤として含まれるフタル酸エステルは、内分泌かく乱物質である可能性が指摘されている。本研究は、この物質の施設、露地における存在量を調査し、動態を明らかにすることを目的とした。新たにビニルフィルムを展帳したハウス内に、トマトとハクサイを栽培し、約2ヶ月後に野菜の可食部および土壌を採取し、分析した。土壌中のフタル酸エステルは、露地ではごく低濃度の存在であり、ビニルハウス内でも新設で数ヶ月ならごく低濃度であった。しかし、ビニル資材を長年使用した土壌中にはフタル酸エステルの集積が認められた。土壌の残留と作物体の残留は必ずしも比例しなかった。
カテゴリ 環境制御 トマト はくさい 肥培管理

こんにちは!お手伝いします。

メッセージを送信する

こんにちは!お手伝いします。

リサちゃんに問い合わせる