課題名 | 養液栽培系における有害微生物防除法の開発(93) |
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課題番号 | 1999001783 |
研究機関名 |
野菜・茶業試験場(野菜茶試) |
研究分担 |
施設生産・栽培シス研 |
研究期間 | 完H09~H10 |
年度 | 1999 |
摘要 | O-157による集団食中毒事件を契機として、生食用野菜の有害微生物汚染の可能性が指摘され始めた。特にカイワレダイコン等のもやし類では種子汚染の可能性が想定されたため、まず効果的な種子消毒法を検討した。従来から行われている乾熱滅菌法は大腸菌の殺菌法として有効であったが、耐熱性の強いCE273株では種子発芽力に悪影響が現れる高温処理条件でないと死滅しなかった。一方、サラダナやレタスを裁植した湛液方式の養液栽培ベッドに、CE273株を混入し、その後の菌数を追跡したところ、数日以内に検出限界以下となった。無菌の試験管内の培養試験では大腸菌が長期間生存することから、培養液中の共存微生物の拮抗作用が推測された。 |
カテゴリ | 病害虫 かいわれ 環境制御 種子消毒 だいこん 肥培管理 防除 もやし 養液栽培 レタス |