導入遺伝子の高発現に対するポジション効果の利用(382)

課題名 導入遺伝子の高発現に対するポジション効果の利用(382)
課題番号 1999002047
研究機関名 野菜・茶業試験場(野菜茶試)
研究分担 花き・育種法研(サントリー基礎研究所奈良先端科学技術大学院大学)
研究期間 完H08~H10
年度 1999
摘要 導入遺伝子の個体による発現の違いや不活化などの現象は遺伝子組換えによる育種を進める上で大きな障害となっている。そこで、これらの現象を引き起こす要因と考えられているポジション効果を解明するとともに、ポジション効果を抑制する技術を開発する。GUS遺伝子を導入したカランコエ形質転換当代で高率に不活化が起きること、同様なトレニア形質転換後代において生育が進むにしたがって導入遺伝子が不活化する現象を見出し、ポジション効果以外にも導入遺伝子発現に関する重要な要素があることを明らかにした。また、ウニのインスレーターがタバコの培養細胞におけるポジション効果の抑制に有効であることを明らかにした。引き続いて導入遺伝子の発現安定化に関わる機構解明を行うとともに、発現調節技術を開発していく必要があり、新規課題で対応する。
カテゴリ 育種 カランコエ たばこ トレニア

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