課題名 | 魚介類遺伝資源の保存技術に関する基礎的研究(16) |
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課題番号 | 1999006207 |
研究機関名 |
養殖研究所(養殖研) |
研究分担 |
繁殖・繁殖技術研 |
研究期間 | 完H08~H10 |
年度 | 1999 |
摘要 | 冷媒として液体窒素、ドライアイス、アルコール超低温槽を用い、ストロー法、ペレット法における凍結速度、予備凍結温度の制御方法を微細熱電対を用いた温度モニタリングにより検討した。得られたデータから、ストロー法ではストロー容量と冷媒までの距離により、ペレット法ではペレット容量と冷媒温度により、ともに任意の凍結速度を設定することが可能となった。また、2枚貝のヤマトシジミ胚をモデルに凍害防御剤の処理が凍結・解凍後の胚の生残性に及ぼす影響について検討し、ベリジャー期以前の幼生では耐凍性が低く、D型幼生期が凍結に適していること、低濃度(5%)のDMSOの長時間処理が生残率の向上に有効であることが明らかとなった。 |
カテゴリ | 遺伝資源 凍害 品種 モニタリング |