課題名 | 染色体操作及び交雑育種を用いたサケ・マス類の品種改良法の検討(21) |
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課題番号 | 1999006211 |
研究機関名 |
養殖研究所(養殖研) |
研究分担 |
遺伝育種・細胞工学研 |
研究期間 | 継H09~H13 |
年度 | 1999 |
摘要 | 成長が早くなると期待できる早熟性アマゴを作出するため、1年で早熟する雌雄の遺伝的要素が交雑1代目に作用する程度を解析することを目的として、組合わせ交雑実験を行った。10年度は、1年で成熟したアマゴと2年で成熟したアマゴを用いて、(1)1年成熟雌×1年成熟雄、(2)1年成熟雌×2年成熟雄、(3)2年成熟雌×1年成熟雄、(4)2年成熟雌×2年成熟雄、の4通り交配を行った。それぞれの組合わせによって得た受精卵を3ロットに分け、計12ロットを翌年3月まで飼育した後、体重に有意差のない段階で稚魚の鰭を部分的に切除して標識とし、4通りの組み合わせからそれぞれ1ロットずつ同一の水槽に収容し飼育条件を均質にした。これとは別に、1年および2年で成熟した雄の精子を用いて雄性発生を行った。これによりアマゴの遺伝的早熟性が固定できるか検証する。 |
カテゴリ | 育種 遺伝資源 品種 品種改良 |