課題名 | 急勾配水路における災害及び機能阻害の要因となる水理現象の解明(107) |
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課題番号 | 1999003255 |
研究機関名 |
四国農業試験場(四国農試) |
研究分担 |
地域基盤・地域防災研 |
研究期間 | 継H10~H12 |
年度 | 1999 |
摘要 | 急勾配水路内の構造物周辺における、未解明な点の多い流れとして水路底部からの分流を取り上げ、分流部形状が周辺の流れに与える影響を実験により調べた。行った実験条件の範囲では、分流部形状による分流量の違いは、分流口に垂直下方向の平均流速と分流口より上流での水路断面平均流速の比により評価でき,その値は分流口下流縁で生ずるよどみ点の高さに強く依存していることを示した。また、流速計測手法として画像処理を用いた手法に着目し、本研究で対象とするような流速が大きく境界が複雑な流れには2時刻の情報を用いる粒子追跡法が適していることを明らかにした。さらに、対応付け手法と誤対応検出法の改良を行った。 |
カテゴリ | 画像処理 傾斜地 中山間地域 |