課題名 | ヒラメ稚魚の浅海成育場における収容力評価手法の開発(45) |
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課題番号 | 1999005983 |
研究機関名 |
西海区水産研究所(西海水研) |
研究分担 |
水産業研究・沿岸資源研資源培養研 |
研究期間 | 継H10~H12 |
年度 | 1999 |
摘要 | 10年度は3~10年の採集資料を分析して長崎県南部の加津佐町前浜地先におけるアミ類分布密度の季節変動及び年変動実態を整理した。ヒラメ稚魚着底期(4月)のアミ類分布密度(個体数)は8年間で28倍の年変動を示し,また、年により数量的優占種が顕著に交替することが明らかになった。なお、4月のアミ類と5月のヒラメ稚魚分布密度には密接な関係が認められた。10年7月の福井県若狭和田浜地先の潜水調査により、環境中のアミ類分布密度が低下した時期の0歳魚が、成育場沖側の岩礁や護岸周辺域に高密度に分布することを確認し、これらの0歳魚がアミ類から魚類への食性転換を行っていることを明らかにした。11年度は食性転換と分布移動について調査を継続するとともに、0歳魚のサイズ別の餌生物捕食実態を把握する。 |
カテゴリ | 亜熱帯 季節変動 くり |