課題名 | リーフ内の植物群落からの流出物がリーフ外の生産力に与える影響の解明(10) |
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課題番号 | 1999006019 |
研究機関名 |
西海区水産研究所(西海水研) |
研究分担 |
石垣・海洋環境研 |
研究期間 | 継H09~H13 |
年度 | 1999 |
摘要 | サンゴ礁海域の沿岸の海草および海藻群落から流出する植物体は、周辺の沿岸・沖合域の生物生産に寄与していると考えられる。本研究では、隣接するリーフ外の生産力に及ぼす流出物の影響を解明するために、10年度にはリーフ外の表層浮遊物の採集を行い、浮遊物の量と組成の時空間的な変異を調べた。浮遊物の量は季節・場所共に変異が大きく、明瞭な傾向はなかった。浮遊物の組成は、リュウキュウスガモ・ボウバアマモ・ラッパモク・イソモクなど数種でしめられており、沿岸の多様な植物相に比べて単純であった。11年度は流出物の量と魚類稚仔の量の関連を分析し、また、流出物の性状の経時的変化を追跡するための室内実験を行う。 |
カテゴリ | 亜熱帯 植物相 |