マレーシアにおける農業関連糸状菌類の分類及び種の多様性解析(7)

課題名 マレーシアにおける農業関連糸状菌類の分類及び種の多様性解析(7)
課題番号 5
研究機関名 農業生物資源研究所
研究分担 遺資一・微生探索研
(マレーシア理科大学)
研究期間 完7~9~(11)
年度 2000
摘要 現地での糸状菌調査対象植物をプロジェクト第■期はサトウキビ、第■期はイネとし、各2年ずつ試料採取した。サトウキビでは葉身を6加齢段階に区分、イネは小花、葉身、茎基部、基部付着種子、根部に切断、洗浄法で前処理した。糸状菌の出現は、抗生物質添加の半量処方CMA培地上、25℃、BLB断続照明下で培養して誘導し、定法で菌種を分離・同定した。試料点数あたりの菌種出現頻度(%)を評価し、宿主作物への潜在的感染状況を把握、種多様性を評価した。平成7年のPerlisとPerak、8年のPerlisとJohor各州でのサトウキビ葉身から、それぞれ70種、58種、93種、104種の糸状菌を確認、全191種であった。各試料共に葉身の6加齢段階の菌種構成は連続的に変化、同一地点のPerlis州の試料間の比較では種数は雨期が乾期より明確に多かった。熱帯産菌種が多数で大部分植物病原菌であった。9年のPerlis州でのイネからは、調査部位ごとに小花10種、葉身22種、茎基部21種、付着種子10種、根部36種、全57種だった。10年のKedah州のイネでは、小花(成熟種子)23種、葉身25種、茎基部18種、付着種子17種、根部20種、全64種であった。両イネ試料で94種だった。既調査のつくばのイネとは菌種構成が異なり、共通種は16種のみで大部分マレーシアのみの菌種だった。熱帯産菌種は17種、植物病原菌も多かった。
カテゴリ さとうきび

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