課題名 | 野生種集団の変異と生息域内保存(19) |
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課題番号 | 16 |
研究機関名 |
農業生物資源研究所 |
研究分担 |
遺資二・集団動態研 (STA) (科学技術振興事業団) |
研究期間 | 継11~15 |
年度 | 2000 |
摘要 | アズキ近縁野生種であるヤブツルアズキの自然集団の分布と形態的多様性について野外調査を実施した結果、栽培アズキ集団、野生アズキ集団、雑草アズキ集団、そしてこれらが混在する複合集団の4タイプが認識できた。これらの集団についてRAPD、AFLPによる遺伝的多様性の比較を試みたところ、複合集団の多様性が最も高く、野生アズキ、雑草アズキ集団、栽培アズキ集団の順に続く結果を得た。鳥取県の野生・雑草・複合各1集団から抽出した計27個体についてAFLP解析を行い、得られたバンドパターンを基にクラスター分析を行ったところ、複合集団に属する個体は二つのクラスターに分離し、複合集団の遺伝的多様性の高さが示唆された。 |
カテゴリ | 病害虫 あずき 雑草 |