過剰排卵連用にともなう卵胞嚢腫の発生機序の解明とその制御法の確立(46)

課題名 過剰排卵連用にともなう卵胞嚢腫の発生機序の解明とその制御法の確立(46)
課題番号 43
研究機関名 農業生物資源研究所
研究分担 遺資二・動物保存研
研究期間 継10~12
年度 2000
摘要 卵胞嚢腫を発生・持続させている直接的な原因を明らかにし、さらに嚢腫卵胞の退行を促すような新たな治療法を開発する。正常牛の卵胞期にエストラジオールに対する抗血清(A/E血清)を投与すると、全例(n=9)において排卵が起こらず、本来排卵すべき卵胞は直径20~40mmにまで発育し巨大化(嚢腫化)した。このような嚢腫が誘起された牛では、排卵に必要不可欠なLHの大量放出が抑制され、またLHの基底分泌もパルス頻度および平均濃度ともに、高いレベルを示すことが明らかとなった。以上の結果から、LHサージが欠損とそれに引き続く高いレベルのLHの基底分泌が、卵巣嚢腫発生の直接的な原因であることが強く示唆された。
カテゴリ 治療法

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