課題名 | 植物の生育に関与する遺伝子の単離と機能の解析(121) |
---|---|
課題番号 | 118 |
研究機関名 |
農業生物資源研究所 |
研究分担 |
分子遺伝・ゲノ複製研 |
研究期間 | 継9~12 |
年度 | 2000 |
摘要 | 後代検定により下位節間の伸長に関与するQTLの遺伝子型を正確に推定することができ、目標QTLを第6染色体のRFLPマーカーC882およびR276 の間に位置付けた。さらに目標QTLをIne1 (Internode elongation 1) と命名した。Ine1の準同質遺伝子系統候補NIL(Ine1)の節間伸長性を調査したところ、NIL(Ine1)は日本晴に比較して、第3,4および第5節間のみが伸長していたが、上位節間ならびに穂長は日本晴とくらべて大きな差はなかった。桿長は下位節間長の差を反映して、NIL(Ine1)が日本晴に比較して高かった。これらの結果からIne1は下位節間を特異的に伸長させる作用をもつことが明らかとなった。 |
カテゴリ |