CO2倍増時の炭素代謝機構の解明(186)

課題名 CO2倍増時の炭素代謝機構の解明(186)
課題番号 177
研究機関名 農業生物資源研究所
研究分担 生理機能・物質変換研
研究期間 完8~12(11)
年度 2000
摘要 本課題は科学技術振興事業団共同研究プロジェクト「CO2倍増時の生態系のFACE実験とモデリング」の中で実施している。環境制御チャンバー内の人工水田において高濃度 (CO2650ppm)処理下及び無処理(350ppm )下で生育させたイネの出穂前後の糖代謝を安定同位体元素(13C)を用いて解析した。高濃度区における葉鞘並びに茎の13C含量の推移は、無処理区に比べ有意に早く減少し、穂の総デンプン含量における13C含量の割合も増加した。これらの結果は、高CO2処理により出穂前に葉鞘並びに茎に蓄積された糖の利用効率が上昇することを示している。本研究を通じて高CO2処理により糖代謝関連遺伝子群の発現の変化が生じ、糖の転流効率が変化することを明らかにした。(予定より早く研究が推移したため11年度で終了する。)
カテゴリ 環境制御 水田

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