鍵酵素の調節部位改変による高効率ショ糖合成機能の付与(188)

課題名 鍵酵素の調節部位改変による高効率ショ糖合成機能の付与(188)
課題番号 178
研究機関名 農業生物資源研究所
研究分担 生理機能・物質変換研
研究期間 完9~11
年度 2000
摘要 葉内ショ糖合成のキーエンザイムであるショ糖リン酸合成酵素(SPS)は、アロステリックエフェクターや特定のセリン残基(Ser162)の可逆的なリン酸化による活性調節を受けている。SPSは暗期にリン酸化・不活性化、明期に脱リン酸化・活性化され、基質やアロステリックエフェクターへの親和性が変化する。この際、最大活性は変化しない。SPSのリン酸化及び不活性化はSPS遺伝子の過剰発現によって光非依存的にも誘導される。このような過剰発現により誘導されるSPSの不活性化に対するSer162の機能を調べるため、Ser162をAlaに改変した(S162A)トウモロコシSPS遺伝子を過剰発現する形質転換イネ(S162Azmイネ)及び対照用の野生型(WT)トウモロコシSPS遺伝子を過剰発現する形質転換イネ(WTzmイネ)を作出した。S162Azmイネ及びWTzmイネにおいて明条件下でのSPSの最大活性と基質に対する親和性の関係を解析したところ、過剰発現により誘導されるトウモロコシSPSの不活性化がSer162のリン酸化によって引き起こされていることが明らかとなった。さらにS162Azmイネ及びWTzmイネにおけるSPSの明/暗調節についても解析を行った結果、トウモロコシSPSのSer162が、過剰発現により誘導される光非依存的な不活性化および明/暗調節の両方に関与していることが明らかになった。
カテゴリ とうもろこし

こんにちは!お手伝いします。

メッセージを送信する

こんにちは!お手伝いします。

リサちゃんに問い合わせる