課題名 | 傾斜地果樹用多目的モノレールの開発 |
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課題番号 | 27 |
研究機関名 |
生物系特定産業技術研究推進機構 |
研究分担 |
園芸工学・果樹生産研 ((株)ニッカリ) ((株)共立) (有光工業(株)) |
研究期間 | 継10~14 |
年度 | 2000 |
摘要 | 11年度は、愛媛及び和歌山両試験地において薬剤散布作業を中心に試験を実施し、回行方式及び支線方式の基礎試験機の改良を進めた。回行方式における防除装置は有気噴霧式とし、薬液タンクと散布装置を2両の台車に分割して搭載し、傾斜方向軌条を走行する親機から薬液の補給を受ける方式にした。支線方式では、支線を走行する子機に無気噴霧式の散布装置とホース巻き取り装置を搭載し、農道上のポンプから配管を介して薬液を供給する方式にした。回行方式による薬液散布試験の結果、大幅な作業能率の向上と軽労化の見通しが得られ、収穫時した果実の評価では、薬液散布が原因と考えられる傷害は認められなかった。 |
カテゴリ | 病害虫 傾斜地 軽労化 低コスト 防除 薬剤 |