課題名 |
近畿中国地域農業研究情報蓄積システムの開発(4) |
課題番号 |
1 |
研究機関名 |
中国農業試験場
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研究分担 |
企連・研技情報科
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研究期間 |
完9~11 |
年度 |
2000 |
摘要 |
印刷媒体の効率的利用手法の開発では、イメージスキャナの読取解像度を200~50dpiで可変させ、白黒256階調で画像化を行い、文章の判読性を検討した。8ポイントの文書では120dpiで文字のつぶれが目立ち始めるが、80dpi程度まで判読が可能であった。白黒16階調への減色により、ネットワーク利用に適したサイズに圧縮ができ、判読性も確保できた。ネットワーク利用を前提としたデータ構築・運用手法の開発では、ネットワーク上のデータ所在情報を効率的に収集・整理するため、代表的なロボット収集系サーチエンジンの検索結果を統一したフォーマットへと変換し、簡易に所在情報を集約する支援プログラムを作成した。さらに、インターネットで提供される最新情報を収集・整理するため、求める情報を発信していることが判明しているサイトのデータを対象にして、パソコンのハードディスクにキャッシングして実行することにより、高速な検索を行う全文検索プログラムを開発し、検索エンジンを補完するデータ収集・整理の支援手法としての有効性が確認できた。また、情報の共有化を図るために、ネットワークを介して共通に利用できるパソコン上に情報を蓄積し、WWW経由で検索するシステムを検討した結果、特定のデータベースシステムに依存しない方式は、情報を加工するための労力や情報形態による制約が少なく、効率的な収集・蓄積に有効であることが確認できた。
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カテゴリ |
加工
中山間地域
データベース
ロボット
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