| 課題名 | 機能性成分高含有ポンカン加工品の開発(77) |
|---|---|
| 課題番号 | 70 |
| 研究機関名 |
中国農業試験場 |
| 研究分担 |
作物開発・品質特性研 果樹試・かんきつ部 |
| 研究期間 | 継10~12 |
| 年度 | 2000 |
| 摘要 | ポンカン果汁中の機能性成分含有量に及ぼす搾汁法の影響を検討した。インライン搾汁、チョッパー搾汁、圧搾で果汁を調製し、血小板リポキシゲナーゼ阻害効果を調べた結果、阻害の強さはインライン搾汁、チョッパー搾汁、圧搾の順であった。圧搾とは異なり、インライン搾汁は果皮及びパルプ成分、チョッパー搾汁はパルプ成分を含んでいる。そこで、インライン及びチョッパー搾汁果汁からパルプを除去し、リポキシゲナーゼ阻害効果を検討した。この結果、両者共に阻害活性が低下した。従って、阻害成分は果皮やパルプに由来することが明らかになった。果皮に含有される阻害成分を新たに3種類単離した。これらの紫外吸収パターンはコーヒー酸のものと類似していることから、フェニルプロパノイドの一種と推察された。 |
| カテゴリ | 加工 機能性成分 軽労化 高付加価値 品質保持 ぽんかん |