課題名 | 草原性植物の生態保全と畜産的土地利用との関連解析(123) |
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課題番号 | 113 |
研究機関名 |
中国農業試験場 |
研究分担 |
畜産・草地飼料研 |
研究期間 | 延8~11~(13) |
年度 | 2000 |
摘要 | 島根県三瓶山麓の放牧地の植生は,ススキが優占する長草型草地から短草型へと変化し,それに伴いシバの出現頻度と植被率が増加した.放牧地のオキナグサは,火入れ草地に比べ,高い個体群密度を維持しており,開花・結実率も高く,新しく定着した実生も多かった.また,オキナグサ,ムラサキセンブリ等の草原性絶滅危惧植物の遺伝的構造解析に必要なプライマーを設計中である.年次変動が大きい野外調査の解析精度を高め,また,未着手のままの野外個体群の遺伝的構造解析を実施するため,研究期間を13年度まで延長し,得られた結果から半自然草地の生物多様性保全の管理指針を提示する. |
カテゴリ | 遺伝資源 飼料作物 せんぶり 肉牛 |