| 課題名 |
糞中種子による傾斜ススキ草地へのシバ侵入様式の解明(125) |
| 課題番号 |
115 |
| 研究機関名 |
中国農業試験場
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| 研究分担 |
畜産・草地飼料研
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| 研究期間 |
完9~11 |
| 年度 |
2000 |
| 摘要 |
シバ草地の保全的造成法の一つとして、放牧家畜の排糞を利用した種子散布が考えられている。しかし,造成が期待される場所の多くは傾斜地から成るため,放牧圧(採食・踏圧・排糞)の分布は場所的に不均一となる。そのため,糞中種子によるシバの侵入様式は地形に伴って変化することが予測される。そこで,地形による放牧圧の局所的な変化がシバの糞中種子による傾斜ススキ草地内への侵入および定着に及ぼす影響について検討した。ススキの株数および基底部合計面積は,斜面傾斜角の増加に伴って高まるものの,牛道の発達が顕著となる斜面傾斜角16t近を境に再び低下した。放牧期間中におけるススキの平均的な冠部被覆面積はその基底部合計面積と有意な正の相関関係にあった。一方,シバの出芽率はススキの被覆率と有意な負の相関関係にあった。シバの定着可能面積は斜面傾斜角の増加に伴って急激に小さくなる傾向にあり,侵入種子量を規制する糞の落下量も斜面傾斜角の増加に伴って急激に少なくなる傾向にあった。以上より,放牧牛の糞中種子を利用したシバ種子の散布効果は緩傾斜地ほど期待でき,その地点の環境は散布された種子の出芽に対して好適な環境下にあると考えられた。そのため,シバは緩傾斜地を基点に急傾斜地へと徐々に拡散するものと推察された。
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| カテゴリ |
遺伝資源
傾斜地
飼料作物
肉牛
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