課題名 | 周産期・泌乳最盛期における高泌乳牛の血中及び乳中代謝成分の動態(204) |
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課題番号 | 187 |
研究機関名 |
北海道農業試験場 |
研究分担 |
畜産・(上席) 畜産・生理繁殖研 (畜試) |
研究期間 | 継9~11 |
年度 | 2000 |
摘要 | 高泌乳牛の分娩前後・周産期における血中及び乳中代謝産物ならびに代謝関連ホルモン等の動態を明らかにした。血中成分の多くは分娩前後で大きな変動を示し、特に脂質、エネルギー代謝に関わる代謝産物は分娩後3~4週間の間、低いレベルでその後は次第に正常なレベルに向かって改善していく傾向がみられた。また、乳牛の栄養状態を牛乳成分から簡易に推定する方法を検討した。まず、血中代謝成分について主成分分析を行なって栄養状態の指標としての総合的特性値を求め、次いで、この特性値を目的変数として乳中成分との間で重回帰分析を行なって、栄養状態評価のための推定式を得た。この式により個々の乳牛の栄養状態を指数として求めた結果、分娩後4週目までは栄養状態が悪いが、それ以降は次第に改善されることが示された。 |
カテゴリ | 寒地 管理技術 規模拡大 乳牛 |