課題名 | 非セルロースβーグルカン分解酵素の機能解明と遺伝子構造の解析(226) |
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課題番号 | 205 |
研究機関名 |
北海道農業試験場 |
研究分担 |
地域基盤・冷害生理研 |
研究期間 | 継9~12 |
年度 | 2000 |
摘要 | イネの伸長成長に関与する1,3;1,4ベーターグルカナーゼやキシログルカン・エンドトランスグリコシラーゼ(XET)の作用で生成するオリゴ糖を、ブドウ糖にまで分解するベータグルコシダーゼ遺伝子(OsGls1及びOsGls2)を単離し、構造解析を行った。これらの遺伝子をプローブに用いて、遺伝子の発現量をノ-ザン法で比較した結果、OsGls1が発芽2日目までに急激に発現しその後徐々に減少すること、OsGls2は発芽2日目以降遅れて穏やかに発現し、その発現状態が持続することが分かった。また、両遺伝子の組織特異的発現に差が認められるため、伸長成長に果たす役割が異なることが示唆された。 |
カテゴリ | 寒地 すぐり |