課題名 | 低温誘導性遺伝子群の単離と機能解析 a. イネの低温耐性に関わる遺伝子の単離および機能解析 |
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課題番号 | 214 |
研究機関名 |
北海道農業試験場 |
研究分担 |
地域基盤・冷害生理研 |
研究期間 | 新12~14 |
年度 | 2000 |
摘要 | イネの生殖器官である若い穂は花粉形成途上にあり、この時期が最も冷害を受けやすいため、その障害型冷害の回避技術の開発が求められている。本研究では、イネの穂で翻訳されるタンパク質を網羅的に解析し、一次構造等のプロテオーム情報を調べ、冷害など穂で発生する現象をタンパク質レベルで解明することを目的とする。12年~13年度にはイネの穂のタンパク質の分離・構造解析を行い、13年~14年度にはその一次構造によるイネゲノムデータベースの検索・同定や有用タンパク質遺伝子の単離を行う。本研究の結果、実際にイネの穂で翻訳されるタンパク質が網羅的に同定され、そのタンパク質の機能に基づく冷害回避技術の開発が期待される。 |
カテゴリ | 寒地 耐寒性 データベース 凍害 |